心理学関連書籍レビューサイト

心理学に関する書籍の書評を行っています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

入門 問題行動の機能的アセスメント

行動分析学の基礎はわかったけど、実際どうやって応用するのよ?て思っている人にピッタリの一冊

プロカウンセラーの共感の技術

マインドフルネスと共感の違いを考えさせられる

よくわかる脳のしくみ

神経科学の一歩目としては最適かもしれない 神経科学の入門書。どちらかというと一般向けに書かれたのではないかというくらいイラスト満載だが、内容はコテコテの神経科学であり、入門書としてはかなり質が高い。 1章では脳の構造と働きとして頭蓋骨や硬膜等…

心理相談と子育て支援に役立つ親面接入門

正しさや流派は別にして、何を考えて面接をやっているかを知ることができる機会は、本では貴重だと思う。

よくわかる認知発達とその支援[第2版]

久しぶりに良い本にあたった。

自尊感情革命

1章と2章は面白かったけど・・・

講座 子ども虐待への新たなケア

良い本だし一度は読んでおくべきだとは思うけど、物足りなさも感じる

エビデンス・ベイスト心理療法シリーズ 児童虐待

やはりこのシリーズは物足りなさしか残らない

子どもの心理臨床

古いがよくまとまっている。そしてユング・箱庭の説明はさすが。

学習障害―発達的・精神医学的・教育的アプローチ

「日本の」学習障害に関する知識・情報はこの一冊で良さそう

WAISのプロフィール分析の話・日本人発達障害サンプル

前回はWISCでしたが、今回はWAISです。

WAIS・WISCのプロフィール分析の話

知能検査に関する論文を紹介します。シリーズ化予定。

よくわかる発達心理学 第2版

発達心理学の勉強、スルーしがちですよね

臨床心理アセスメントハンドブック

出版されてから10年近く経ちますが、ここに書かれている警鐘のほとんどは現状変わっていないですね・・・

シリーズ 尺度特性を追う:序章

よく使われている尺度の尺度特性を追います。シリーズ化する予定です。今回はあらすじ。

睡眠心理学

睡眠に関するかなりの良著&名著。しかし睡眠研究、多種多様すぎるな・・・

臨床心理学キーワード [補訂版]

テストや入試対策本としては良い

子ども~若年期における、不確かさへの耐性の無さと不安、心配の関係について

本日は、不確かさへの耐性の無さ(Intolerance of Uncertainty、以下IU)と不安、心配の関係性に関するメタ分析論文がacceptされて早期公開されているようなので、取り上げてみたいと思います。紹介されている論文で引用されているIUの定義を抜き出すと「明…

子ども~若年期の間で、言語能力と非言語能力に性差はあるか?

最近出版されたIntelligence誌で面白い論文があったので紹介します。内容としては「認知能力に性差はあるか」という、昔から存在するあるあるネタなのですが、それに加えて発達上の変化を見ているのが面白い点です。言語能力・非言語能力に性差がある年齢は…

オペラント心理学入門―行動分析への道

行動分析学の名著です。ただ入門書ではない

新 生理心理学〈1巻〉生理心理学の基礎

名前の通り生理心理学の基礎はこの一冊で十分。

エビデンス 臨床心理学 認知行動理論の最前線

著者: 丹野 義彦 (著) 目次: 第1章 認知臨床心理学のフロンティア第1部 抑うつの理論第2章 ベックの認知療法と認知病理学第3章 抑うつスキーマ論争とティーズデイルの抑うつ理論第4章 認知アプローチの展開─アナログ研究とメタ分析第5章 ベック理論…

学習の心理―行動のメカニズムを探る

著者: 実森 正子 (著), 中島 定彦 (著) 目次: 1 「学習」について学ぶ 1-1 学習とは 1-2 学習研究の方法 1-3 学習研究はどのように役立つか? 1-4 人間の学習と動物の学習 1-5 生得的行動 1-6 参考図書2 馴化と鋭敏化 2-1 馴化 2-2 馴化現象を応用した知覚…

新世代の認知行動療法

著者: 熊野宏昭 (著) 目次: 第1章 認知行動療法の多様性とその変遷第2章 新世代の認知行動療法に共通するもの第3章 本来のマインドフルネスとはどのようなものか第4章 マインドフルネスはどのようにして実践するか第5章 マインドフルネスストレス低減…

よくわかる発達障害―LD・ADHD・高機能自閉症・アスペルガー症候群

著者: 小野 次朗 (編集), 藤田 継道 (編集), 上野 一彦 (編集) 目次: 1 発達障害の理解の手助けとなる基本的な事項2 特別支援教育の理念とシステム3 LD(学習障害)4 ADHD(注意欠陥多動性障害)5 広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)6 アセスメントのための心…

高次脳機能障害学

著者: 第1章 高次脳機能障害の診療―基礎知識第2章 失語・失読・失書第3章 失行、行為・行動の障害第4章 失認と関連症状第5章 半側空間無視・病態失認・視空間性障害第6章 記憶障害・痴呆第7章 遂行機能障害・せん妄―高次脳機能の統合・利用障害 目次: 石合…

認知行動療法

著者: 坂野 雄二 (著) 目次: 第1章 なぜ認知が問題となるか第2章 何が認知行動療法の発展を引き起こしたか第3章 認知とは何か第4章 認知をどのように評価するか第5章 セルフ・エフィカシーと行動変容第6章 原因帰属の型と行動変容第7章 うつ病の認知療法第…

大脳皮質と心―認知神経心理学入門

著者: ジョン スターリング (著), John Stirling (原著), 苧阪 直行 (翻訳), 苧阪 満里子 (翻訳) 目次: 第1章 脳と心のはたらき はじめに/脳の研究小史/機能局在論争/分散コントロール/まとめ/読書案内 第2章 脳の構造 はじめに/ニューロン仮説/神経系を分…

睡眠障害に対する認知行動療法:行動睡眠医学的アプローチへの招待

著者: マイケル・L・ペルリス (編集), マーク・S・アロイア (編集), ブレット・R・クーン (編集), 岡島 義 (翻訳), 福田 一彦 (翻訳) 目次: 1章 不眠症の行動睡眠医学的介入プロトコル 2章 睡眠制限療法 3章 刺激制御療法 4章 睡眠衛生 5章 不眠に対するリ…

IQってホントは何なんだ?

著者: 村上 宣寛 目次: 第1章 知能とは何か第2章 知能を測る第3章 知能は幾つあるのか第4章 新しい知能理論第5章 知能テストはどのようなものか第6章 頭の大きさと回転の速さ第7章 年をとると知能は衰えるのか第8章 遺伝で知能が決まるか第9章 知…