心理学関連書籍レビューサイト

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2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

よくわかる発達心理学 第2版

発達心理学の勉強、スルーしがちですよね

臨床心理アセスメントハンドブック

出版されてから10年近く経ちますが、ここに書かれている警鐘のほとんどは現状変わっていないですね・・・

シリーズ 尺度特性を追う:序章

よく使われている尺度の尺度特性を追います。シリーズ化する予定です。今回はあらすじ。

睡眠心理学

睡眠に関するかなりの良著&名著。しかし睡眠研究、多種多様すぎるな・・・

臨床心理学キーワード [補訂版]

テストや入試対策本としては良い

子ども~若年期における、不確かさへの耐性の無さと不安、心配の関係について

本日は、不確かさへの耐性の無さ(Intolerance of Uncertainty、以下IU)と不安、心配の関係性に関するメタ分析論文がacceptされて早期公開されているようなので、取り上げてみたいと思います。紹介されている論文で引用されているIUの定義を抜き出すと「明…

子ども~若年期の間で、言語能力と非言語能力に性差はあるか?

最近出版されたIntelligence誌で面白い論文があったので紹介します。内容としては「認知能力に性差はあるか」という、昔から存在するあるあるネタなのですが、それに加えて発達上の変化を見ているのが面白い点です。言語能力・非言語能力に性差がある年齢は…

オペラント心理学入門―行動分析への道

行動分析学の名著です。ただ入門書ではない

新 生理心理学〈1巻〉生理心理学の基礎

名前の通り生理心理学の基礎はこの一冊で十分。

エビデンス 臨床心理学 認知行動理論の最前線

著者: 丹野 義彦 (著) 目次: 第1章 認知臨床心理学のフロンティア第1部 抑うつの理論第2章 ベックの認知療法と認知病理学第3章 抑うつスキーマ論争とティーズデイルの抑うつ理論第4章 認知アプローチの展開─アナログ研究とメタ分析第5章 ベック理論…

学習の心理―行動のメカニズムを探る

著者: 実森 正子 (著), 中島 定彦 (著) 目次: 1 「学習」について学ぶ 1-1 学習とは 1-2 学習研究の方法 1-3 学習研究はどのように役立つか? 1-4 人間の学習と動物の学習 1-5 生得的行動 1-6 参考図書2 馴化と鋭敏化 2-1 馴化 2-2 馴化現象を応用した知覚…

新世代の認知行動療法

著者: 熊野宏昭 (著) 目次: 第1章 認知行動療法の多様性とその変遷第2章 新世代の認知行動療法に共通するもの第3章 本来のマインドフルネスとはどのようなものか第4章 マインドフルネスはどのようにして実践するか第5章 マインドフルネスストレス低減…

よくわかる発達障害―LD・ADHD・高機能自閉症・アスペルガー症候群

著者: 小野 次朗 (編集), 藤田 継道 (編集), 上野 一彦 (編集) 目次: 1 発達障害の理解の手助けとなる基本的な事項2 特別支援教育の理念とシステム3 LD(学習障害)4 ADHD(注意欠陥多動性障害)5 広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)6 アセスメントのための心…

高次脳機能障害学

著者: 第1章 高次脳機能障害の診療―基礎知識第2章 失語・失読・失書第3章 失行、行為・行動の障害第4章 失認と関連症状第5章 半側空間無視・病態失認・視空間性障害第6章 記憶障害・痴呆第7章 遂行機能障害・せん妄―高次脳機能の統合・利用障害 目次: 石合…

認知行動療法

著者: 坂野 雄二 (著) 目次: 第1章 なぜ認知が問題となるか第2章 何が認知行動療法の発展を引き起こしたか第3章 認知とは何か第4章 認知をどのように評価するか第5章 セルフ・エフィカシーと行動変容第6章 原因帰属の型と行動変容第7章 うつ病の認知療法第…

大脳皮質と心―認知神経心理学入門

著者: ジョン スターリング (著), John Stirling (原著), 苧阪 直行 (翻訳), 苧阪 満里子 (翻訳) 目次: 第1章 脳と心のはたらき はじめに/脳の研究小史/機能局在論争/分散コントロール/まとめ/読書案内 第2章 脳の構造 はじめに/ニューロン仮説/神経系を分…

睡眠障害に対する認知行動療法:行動睡眠医学的アプローチへの招待

著者: マイケル・L・ペルリス (編集), マーク・S・アロイア (編集), ブレット・R・クーン (編集), 岡島 義 (翻訳), 福田 一彦 (翻訳) 目次: 1章 不眠症の行動睡眠医学的介入プロトコル 2章 睡眠制限療法 3章 刺激制御療法 4章 睡眠衛生 5章 不眠に対するリ…